おはようございます。
神谷です。
2014年1月19日の『全力教室』で「インフルエンザの新常識!予防接種では予防できない&実は空気感染しない&痛くない新ワクチン」というタイトルでやっていました。
自分で考えていたインフルエンザの常識がかなり変わりましたね。
もし見ていなかった方のために、ちょっと紹介します。
■ インフルエンザは空気感染しない
これは、自分でもそう思っていました。
しかし、この番組を見て、もう一歩深くまでわかりました。
自分としては、電車のつり革などについたウィルスが手に移って、それが粘膜につくと、インフルエンザになると思っていました。
しかし、そんなことでは感染しないとのことです。
では、どうするとインフルエンザに感染するか?
それは、インフルエンザに罹った人のくしゃみや咳から出たウィルスが、直接鼻やのどに届いた時に感染するというのです。
インフルエンザウィルスは、のどや鼻に感染するので、それを防げばいい。
だから、マスクは、「他人にうつさない」ということと、「他人の飛沫を直接吸い込まない」ということで有効ですね。
■ インフルエンザ予防注射をしてもインフルエンザには罹る
これは、よく知っておいた方がいいです。
インフルエンザの予防注射をすれば、インフルエンザに罹らないと思いますよね。
上記にも書きましたが、インフルエンザウィルスは、のどと鼻に感染します。
しかし、今のインフルエンザ予防の注射は、ここには効かないのです。
血液の中に、インフルエンザの抗体ができるので、のどと鼻に感染したインフルエンザの増殖を血液の中で防ぐのです。
だから、「予防接種をしたので、マスクなんてしなくていいもん」なんて思っていると、予防接種をしていてもインフルエンザに罹りますよ。
現在、鼻とのどに抗体をつくるワクチンが欧米では開発されています。
このワクチン、生きているウィルスを鼻とのどに感染させて、抗体を作ります。
しかし、生きているウィルスを使うため、処方をすると本当にインフルエンザにかかるリスクがあります。
使える人の年齢制限などもあります。
いま日本では、死んでいるウィルスで同様のワクチンを開発しています。
完成は、5年後くらいだそうです。
■ 抗インフルエンザ薬 タミフル、リレンザは48時間以内に
これは、結構知られていることかもしれませんが、抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザは48時間以内に処方しないといけないといわれています。
それは、これらの薬が、インフルエンザウィルスを殺すわけではなく、増殖を抑えるから。
そして、身体の免疫機能がインフルエンザウィルスの増殖を抑えるのが感染後48時間経った頃。
だから、48時間を超えたら、タミフルやリレンザはもう用をなさないということです。
「やばいな」と思ったら、すぐにお医者さんへ。
早ければ早いほど、ウィルスの増殖を抑えられるので、症状が軽くなりますね。
■ 鳥インフルエンザはそんなに怖くない
鳥インフルエンザは、肺で感染するそうです。
なぜ、中国や東南アジアで流行ったかと言うと、それらの地域は、生きた鳥を目の前でさばいたり、自宅で自分でさばいたりするので、体液の飛沫を直接浴びるから、感染確率がかなり高くなるとのことです。
実際日本では、鳥インフルエンザが人間に罹った例はありません。
そんなにおびえないで大丈夫と言うことです。
■ インフルエンザにうがいは効かない
のどにインフルエンザウィルスが付いたら、30分位で体内に侵入されてしまいます。
だから、家に帰ってからうがいをしていたのでは間に合わないということです。
■ 新型インフルエンザは怖いか
新型インフルエンザが話題になった年、日本ではインフルエンザで無くなる方が
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激減しました。
話題になったことで、すぐお医者さんに行ったからだそうです。
すぐに、お医者さんに行って対策すれば何とかなるそうです。
■ まとめ
あんまり、インフルエンザにおびえることはない。
インフルエンザに罹った人と同じ部屋にいて、たとえ同じ鍋をつついても、感染する確率は低いとのこと。
インフルエンザに罹ったら、マスクをして、他人にうつさないことを心がけるのがいいようです。
予防にもマスクが大事。
くしゃみは2メートル跳ぶそうです。
食事中はマスクを外さざるを得ないので、他人から2メートル離れて、食事をすれば、とりあえずは大丈夫・・・って感じですかね。
では、インフルエンザに罹らないよう、快適な冬を過ごしてください。